オーケストラと経営学
このプログラムが生まれるまで
2017|飛行機での偶然の出会いから
このプログラムの原点は、2017年に遡ります。
音楽を通じた組織・リーダーシップ開発に取り組むMichael Spencer氏と、IMPM(International Masters Program for Managers)創設者の一人であるJonathan Gosling教授が、飛行機の中で偶然出会ったことがきっかけでした。
IMPMは、経営学者Henry Mintzbergらによって設立された、世界各国の実務家を対象とする国際的なマネジメント教育プログラムです。
二人の対話から、オーケストラという高度な専門家組織を通じて、組織やリーダーシップを考えるセッションが生まれました。このセッションは、横浜国立大学経営学部が企画・運営するIMPMのプログラムの一部として実施され、その後も継続的に発展してきました。
2025|横浜でのプログラム開発へ
その後、このアプローチを一つのセッションにとどめず、より体系的な学びへ発展させる構想が生まれました。横浜国立大学を舞台に、経営学の理論とオーケストラの実践知を組み合わせたプログラム開発が始まります。
2026.02|最初のパイロット
横浜ビジネススクールと聖光学院管弦楽団との協働により、最初のパイロットプログラムを実施しました。 演奏者同士がどのように互いを捉え、合わせ、一つの音楽をつくり上げていくのかを観察し、それを組織やリーダーシップの課題と結びつけて考えました。
2026.05|プロフェッショナル・オーケストラへ
次の段階では、日本フィルハーモニー交響楽団との協働へと発展しました。
プロの演奏家との対話やオーケストラの観察を通じて、専門性、協働、リーダーシップ、全体最適を考えるプログラムとして磨きをかけてきました。
2026.12|これまでの経験と知見を、一日に凝縮
2017年から積み重ねてきた実践と、横浜でのパイロット、日本フィルハーモニー交響楽団との協働から得た知見を、一日のプログラムに凝縮しました。
経営学の理論、演奏家との対話、ゲネプロの観察、本番の演奏、そして振り返り。
オーケストラという「生きた組織」を通じて、人と組織を動かすための「感度」を探究します。