オーケストラと経営学
プログラムについて
「感度」が組織を動かす
専門家をつなぎ、組織としての力を引き出すリーダーへ
高度な専門性を持つ人材が集まっていても、それだけで組織として高い成果が生まれるとは限りません。
自分がいつ前に出るのか、いつ周囲に委ねるのか。相手が何を必要としているのか。人と人との間で何が起きているのか。そして、組織全体がどこへ向かっているのか。
本プログラムでは、こうした変化を感じ取り、専門家同士をつなぎ、全体として成果を生み出す力を「感度」と捉えています。
そこで着目するのが、4つの「感度」です。
- 自己への感度
自らの強みや課題を客観的に捉え、継続的に成長する力 - 他者への感度
相手の知識や経験を引き出し、共通理解を形成する力 - 関係への感度
異なる立場や専門性をつなぎ、協働を促進する力 - 全体への感度
部分最適を超え、組織全体として価値を創造する力
なぜオーケストラなのか
オーケストラは、高度な専門性を持つ人々が、それぞれの卓越性を保ちながら、全体として一つの価値を生み出している組織です。
営業、研究開発、生産、人事。
あるいは、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器。
専門性が異なっていても、それだけでは組織は機能しません。求められるのは、互いの違いを感じ取り、状況に応じて調整し、全体を見ながら自らの役割を変えていくことです。
本プログラムでは、プロの演奏家、コンサートマスター、指揮者との対話、リハーサルの観察、演奏会の鑑賞を通じて、専門家集団がどのように一つの成果をつくり上げるのかを実際の現場から読み解きます。
講義だけではありません。観察し、体験し、対話し、その気づきを自分自身の組織やリーダーシップに引き戻します。