オーケストラと経営学
4つの感度
組織を動かす、4つの感度
AIの進化によって、知識へのアクセスはますます容易になっています。一方で、人と組織を動かすうえでは、人間ならではの感度や判断がいまなお欠かせません。
本プログラムでは、「感度」を、人や状況の変化を捉え、関係性を読み、全体を見ながら行動につなげる力と考えています。
日本フィルハーモニー交響楽団という高度な専門家組織を通じて、組織を動かすために必要な4つの感度を養います。
- 自己への感度
自らの強みや課題を客観的に捉え、継続的に成長する力 - 他者への感度
相手の知識や経験を引き出し、共通理解を形成する力 - 関係への感度
異なる立場や専門性をつなぎ、協働を促進する力 - 全体への感度
部分最適を超え、組織全体として価値を創造する力
知識だけでは、組織は動かない。
優れた組織は、優れた人材の集合体だけでは成り立ちません。
異なる専門性を持つ人々が、互いを理解し、調整しながら、一つの価値へと結びついていくことで、組織としての力が生まれます。
オーケストラも同じです。高度な専門性を持つ演奏家が集まるだけでは、一つの音楽にはなりません。互いの音を聴き、相手の意図を感じ取り、自らの役割を調整しながら、全体として一つの表現をつくり上げていきます。
本プログラムでは、こうしたオーケストラの実践を「組織」として読み解きます。
オーケストラという非日常の世界に身を置くことで、自らの組織の前提や慣習を見つめ直し、人と組織を動かすための新たな視点と実践知を得ていきます。