経営学部、寺本ゼミナール3年生チームが「2020関東学生マーケティング大会」で論文部門第1位、総合部門第2位を受賞
受賞情報
「2020関東学生マーケティング大会」で、寺本ゼミナールの3年生チームが論文部門第1位、総合部門第2位を受賞しました。
10月30日までに提出した論文と、11月21日に開催された最終発表の内容が、研究者と実務家によって審査され、その結果、チーム「寺本ゼミナール1班」(経営学部3年生の大西洸さん、島順子さん(班長)、斉藤翔太さん、佐藤颯馬さん、新美綾菜さん)が提出した論文「「ポチらない」から「ポチる」へ ―ECサイトの購買プロセスにおける躊躇とその要因の解明―」が論文部門第1位、総合部門第2位に選出され、表彰されました。
本論文は、ECサイトでの買い物における、「カート“ポチ”段階」と「購入確定“ポチ”段階」という2つの“ポチ”(クリック操作による意思決定表示)段階における躊躇要因を質問票調査から抽出し、その抽出された要因を解きほぐすようなコミュニケーション施策を提示した実験を経て、躊躇解消の有効性を明らかにした実証研究です。
コロナ禍でEC需要が急速に高まる中、購入を躊躇することによる機会損失を防ぐうえで、本研究で提案したコミュニケーション施策の実現可能性の高さが期待できる点と、その施策の提案を実務的観点だけでなく、学術的観点からも丁寧かつ明快に論じた点が高く評価されました。