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横浜国立大学発学生スタートアップ、JapanFuseが破格の7500万円の資金調達

 株式会社JapanFuse(本社:横浜市保土ヶ谷区常盤台79 代表取締役:石田寛成)が、昨年秋、国際貿易の見積査定業務をDXする「PortX」の開発強化と採用促進のため、シードラウンドとしてALL STAR SAAS FUND、ANOBAKAを引受先とする総額7,500万円の資金調達を実施しました。SaaSスタートアップのシードラウンド資金調達としては国内では破格の資金調達額であり、大きな成長が期待されています。

 JapanFuseは、石田寛成さんと坂本京士朗さん(ともに、経営学部4年生)が、2019年に設立したスタートアップで、同年のYNUビジネスプランコンテスト(YBC),YNUアプリコンテスト(YAC)双方で優勝した初めてのチームでもあります。その後も日本アントレプレナー大賞のファイナリストとなるなど活躍し、二度のピボットを経て辿り着いたPort Xによって、飛躍の時を迎えようとしています。Port Xは、石田さんが港湾での貿易業務を自ら体験して知ったペインに対するソリューションとして開発されたものであり、「社会で切実に必要とされているもの」を提供しようとするものと言えます。

 JapanFuseは、2020年4月より、横浜市の「ヨコハマ・イノベーターズ・ハブYOXO」の中心施設の一つであるYOXO BOXのビジネス支援付サービスオフィス(シェアオフィス)を活動拠点としています。このシェアオフィスの提供は、本学の研究グループ「コーイノベーション・ラボラトリー(代表 経営学部 井上 徹教授)」が、YOXO BOX を拠点として行っている「横浜におけるオープンイノベーション推進及びビジネスエコシステム形成に関する共同研究・社会実験」の一環であり、YBC2019優勝チームであるJapanFuseと上位入賞チームRutenにYOXO BOXのシェアオフィス1年間使用権が提供されました。JapanFuseには、その活動内容に鑑み更に1年間の使用権が提供され、現在に至っています。

 また、昨年12月、YBC2019で競い合い、シェアオフィスにも同時に入居していたRutenのメンバー、エンジニアであった友利有佑さん(2021年経営学部卒)が、「社会で切実に必要とされているものをきれいな契約関係で開発していきたい」という思いから、JapanFuseにジョインしました。
 
 「このようなストーリーとケミストリーが生まれたことは喜ばしい。石田さん、坂本さん、友利さんのチームはそれぞれのすばらしい持ち味が生きるよいチーム。Port Xは、リアルなペインに基づいており、大きな成長・成功を期待できる。調達金額の破格の大きさも、その期待の高さを示している。」とYBC創設者でもある井上教授は語っています。

 なお、石田さん、坂本さんと井上教授は、2月8日に、トリコ株式会社代表取締役社長、花房香那さん(本学経済学部2017卒)とともに、YOXO BOXイベント「横浜国立大学発スタートアップと考える横浜の起業環境」新しいウィンドウが開きます に登壇します。


会社HP https://japanfuse.co/新しいウィンドウが開きます
記事 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000053511.html新しいウィンドウが開きます
参考記事 https://www.ynu.ac.jp/hus/busi/23937/detail.html新しいウィンドウが開きます

(担当:経営学部)


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