教育人間科学部元教授 唐十郎氏が文化功労者を受賞
受賞情報
撮影者 須田慎太郎
この度、本学教授を務められた唐十郎氏が令和3年度文化功労者を受賞しました。
唐十郎氏は平成9年10月に本学教育人間科学部(当時)教授に着任、平成17年3月の定年退職まで教鞭をふるい、舞台芸術論などの授業を通して多くの学生の育成にあたりました。
仮設のテント劇場による移動演劇「紅テント」に代表される前衛的な演劇運動で知られる唐十郎氏は、演劇人、小説家といった多岐にわたる活動において高い評価を受け、岸田國士戯曲賞・泉鏡花文学賞・芥川賞・讀賣演劇大賞・朝日賞など数々の賞を授与されています。
今般の文化功労者の受賞は、その長年の活動が現代演劇に与えた多大な功績を認められたものです。
本学は唐十郎氏の受賞に心よりの祝意を申し上げます。