工学部生が水素エネルギー協会大会において「学生優秀ポスター賞」を受賞
受賞情報

賞状
2012年12月6日~7日に、広島にて開催された第32回水素エネルギー協会大会において、工学部4年 上原 直樹さん(指導教員:光島重徳教授)が、学生優秀ポスター賞に輝きました。
受賞対象となった論文題目は「Ta酸化物をベースとしたPEFC用非貴金属酸素還元触媒の開発」です。この論文では、固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cells)の空気極の電極触媒に貴金属代替材料としてタンタル酸化物系触媒の適応を目指し、出発材料と作製方法を検討するのみならず、電子伝導体である担体も数種類併せて比較検討し、空気極での酸素還元反応を評価して、タンタル酸化物系触媒の高活性化を成し遂げました。
発表の中から代表で2件が選出されたこの賞の受賞は上原さんの論文内容とプレゼンテーション能力が高く評価された結果です。
なお、この研究は本学のグリーン水素研究センター(代表:太田健一郎特任教授)と共同で行い、得られた成果の一部です。ここに記して関係各位に感謝の意を表します。