大学院工学府生が 66th Annual Meeting of the International Society of Electrochemistry で「優秀ポスター賞」を受賞
受賞情報

賞状

2015年 10月 4日 ~ 9日に、台湾の台北にて開催された 66th Annual Meeting of the International Society of Electrochemistryにおいて、大学院工学府 博士課程前期 1年 澤口裕喜さん(指導教員:光島重徳 教授)が、優秀ポスター賞に輝きました。
受賞対象となった論文題目は「Polarization for a toluene hydrogenation electrolyzer with various operation temperatures」です。この論文では、水素の貯蔵・輸送媒体である有機ハイドライドのうちの一つであるトルエン・メチルシクロヘキサン系を使用した有機ハイドライド用電解槽の高効率化を目指しました。効率を向上させるパラメータの一つである温度を変化させた結果、70℃において高い電解効率を持つこと、そして電解槽の温度依存性を明らかにした。72件の発表の中での受賞は澤口さんの論文内容とプレゼンテーション能力が高く評価された結果です。
なお,この研究は総合科学技術・イノベーション会議のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「エネルギーキャリア」(管理法人:JST)によって実施され、横浜国立大学先端科学高等研究院は文部科学省国立大学改革強化推進事業の支援を受け、得られた成果の一部です。ここに記して関係各位に感謝の意を表します。