大学院工学府生が ISOP2016 で「Poster Prize」を受賞
受賞情報

賞状

受賞者の楠本紗良さん
8th International Symposium on Photochromism 2016(ISOP2016)において、大学院工学府 機能発現工学専攻 先端物質化学コース 博士課程前期 2年の楠本紗良さん(指導教員:横山泰 教授)が、Poster Prize を受賞しました。
本シンポジウムは光応答性化合物に関する国際シンポジウムであり、今回は中国の上海で開催されました。楠本さんの発表は、二つの光応答性化合物を組み合わせ、片方が光反応すると酸が発生し、その酸によって初めて他方の光応答性化合物が活性化されて光反応するようになる、というものです。このような二つの光応答性化合物の協調によるシステムの構築は世界的に新規であり、その点が高く評価されて、80件あまりから選ばれた 4件の一つとして受賞しました。