大学院理工学府生が宇宙に関する国際会議「ISCOPS」で「The first prize in the Masters category」を受賞
受賞情報
賞状
受賞者の髙木雄哉さん
2018年 7月10日~13日にMcGill大学(カナダ、ケベック州、モントリオール)で開催された15th International Space Conference of Pacific-basin Societies (ISCOPS)おいて、大学院理工学府 機械・材料・海洋系工学専攻 航空宇宙工学教育分野 博士課程前期 1年の髙木雄哉さん(指導教員:北村圭一 准教授)が、「Numerical Study on Aerodynamic Improvement of Slender-bodied Reusable Rocket by Fins and Vortex Flaps」という題目で口頭発表を行いました。
Numerical Study on Aerodynamic Improvement of Slender-bodied Reusable Rocket by Fins and Vortex Flaps
全著者
髙木雄哉、青柿拓也、北村圭一(横国大)、野中 聡(JAXA)
髙木さんはロケットに、航空機分野で研究される“ボルテックス・フラップ”と呼ばれる小さなデバイス(翼)を取り付けることで、機体の空力特性の改善に成功しました。これはロケットの着陸を容易にし、その安全性・再使用性を大きく向上させる革新的な技術です。航空機の翼をロケットの機体に取り付けるという独創的なアイデアや将来性、また発表の分かりやすさなどが評価され、この度、The first prize in the Masters categoryの受賞に至りました。