理工学部生が電気化学会第86回大会で「優秀学生講演賞」を受賞
受賞情報
賞状
電気化学会第86回大会( 2019年 3月 27日~ 29日 於京都大学)にて、理工学部化学・生命系学科4年の西本武史さん(指導教員:黒田義之准教授)が「優秀学生講演賞」を受賞しました。学部生、大学院生の発表から、研究内容やプレゼンテーションが高く評価されたものに授与されます。
受賞題目は「ハイブリッドナノシート触媒を用いたアルカリ水電解の運転条件の検討」です。この研究では、再生可能エネルギーを用い、アルカリ水電解により水素を製造する際の電極劣化の問題に取り組み、新開発したハイブリッドナノシート触媒の極めて高い耐久性を見出しました。この様な技術は、将来の水素エネルギー社会の実現のために、クリーンなエネルギーを用いて安定に水素を供給するための基礎技術となることが期待されます。