大学院工学府生が日本生体医工学会大会で「Young Investigator's Award 優秀賞」を受賞
受賞情報

賞状
大学院工学府 博士課程後期 3年の坂田茉実さん(指導教員:島圭介 准教授)が第58回 日本生体医工学会大会において Young Investigator's Award 優秀賞を受賞しました。
受賞となった研究題目は「転倒リスク評価のための因子分析に基づく立位年齢推定モデル」です。この研究では、ヒトが物体に触れた際に姿勢が安定するライトタッチ現象によって被験者の姿勢動揺を誘発させる転倒リスク評価システムを開発し、1,000名を超える被験者に対する計測実験を行うことで、20~60代までの幅広い被験者リスクの定量的評価に成功しました。これは高齢者の転倒予防へつながる有用な研究成果であり、少壮研究者の模範となるものとして高く評価されました。