大学院理工学府生が第32回国際衝撃波シンポジウムで「学生賞」を受賞
受賞情報
賞状
受賞者本人
2019年 7月 14日~19日にシンガポール国立大学(シンガポール)で開催された「第32回国際衝撃波シンポジウム(32nd International Symposium on Shock Waves)」において、大学院理工学府 機械・材料・海洋系工学専攻 航空宇宙工学教育分野 修士1年の藤本剛史さん(指導教員:北村圭一 准教授)が、「構造格子に適用可能な衝撃波検知法の開発(英語名:Efficient and Accurate Shock Sensor for CFD Solutions on Curvilinear Grids)」という題目で口頭発表を行い、「学生賞」を受賞しました。
藤本さんは航空宇宙工学で課題となっていた衝撃波検知法の開発において、画像処理の技術と流体工学の純粋理論を丁寧に融合することで、従来法では実現できなかった簡便性と理論的正確性の両立に成功しました。今回の発表では、自身の開発した手法の適用範囲を更に広げた成果を発表し、これにより未来の航空宇宙機設計の発展や、医療分野(胆石破壊等)への応用が期待されます。こうした研究の独創性や発表内容が評価され、このたびの受賞に至りました。