大学院理工学府生が生体医工学シンポジウムで「ポスターアワード」を受賞
受賞情報

賞状
大学院理工学府博士課程前期1年の上條冬矢君(指導教員:島圭介准教授)が生体医工学シンポジウム2019においてポスターアワードを受賞しました。
受賞となった研究題目は「身体揺らぎに基づく振動刺激制御に基づく仮想ライトタッチ現象の評価」です。この研究では、ヒトが物体に触れた際に姿勢が安定するライトタッチ効果を仮想的に再現する仮想ライトタッチ現象を様々な条件で解析し、身体揺らぎと指先への振動刺激の関係性を詳細に議論しています。またこの結果より、ウェアラブルデバイスを用いて立位時における姿勢の安定効果を得ることに成功しています。これは高齢者の転倒予防へつながる有用な研究成果であり、 研究内容の独創性とポスターにおける発表が高く評価され、受賞となりました。