大学院理工学府生が日本航空宇宙学会から「優秀発表賞」を受賞
受賞情報
受賞者の髙木さん
賞状
2019年 11月 6日~ 8日にアスティとくしま(徳島県徳島市)で開催された第 63 回宇宙科学技術連合講演会おいて、大学院理工学府 機械・材料・海洋系工学専攻 航空宇宙教育分野の髙木雄哉さん(指導教員:北村圭一 准教授)が、「フラップ角の異なるボルテックス・フラップを用いた再使用ロケットの大迎角におけるDDES解析」という題目でポスター発表を行いました。
これまで髙木さんは、再使用型ロケットに航空分野で研究される“ボルテックス・フラップ付きデルタ翼”を取り付けた数値解析に取り組んできましたが、さらに機体の空力特性の改善に有効なフラップ取り付け角の取得とそのメカニズムの解明に成功しました。数値解析は JAXAスーパーコンピュータ( JSS2 )を用いて行われました。航空機の翼をロケットの機体に取り付ける独創的なアイデアや将来性、また分かりやすいポスターや丁寧な発表などが評価され、この度、優秀発表賞の受賞に至りました。
“フラップ角の異なるボルテックス・フラップを用いた再使用ロケットの大迎角におけるDDES解析”
全著者名,
髙木雄哉,北村圭一(横国大),野中 聡(JAXA)