理工学部生が精密工学会で「ベストプレゼンテーション賞」を受賞
受賞情報
賞状
2019年 9月 4日~ 6日に静岡大学浜松キャンパスにて開催された2019年度精密工学会秋季大会学術講演会において、理工学部 機械・材料・海洋系学科 機械工学EP 学部 4年生の田邉健冴さん(指導教員:渕脇大海 准教授)がベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
「精密・超精密位置決め」のセッションでの受賞であり、発表題目は、「二次元エンコーダによる尺取り虫型自走ロボットのXYθ精密位置決め制御」、主な成果は、今まで困難であったホロノミック型自走ロボットの、広範囲・高速でのXYθ軸の精密計測を実現するXYθセンサを数cm2のサイズで実現したこと、さらに実験により自走ロボットのXYθ軸の精密位置決め制御を実現した点です。今回は原理確認のため、計測分解能0.1μm、10-5rad、計測範囲16x16mm(XY)、±3度(θ)の装置を開発しましたが、原理的には1m2以上、±180度の計測範囲への拡大も可能であり、複数の自走ロボットによる協調作業への自動化への道筋を示しました。
審査はセッション座長、審査員アンケートをもとに行われ、主に発表内容の新規性・発表技術を選考基準とし、1講演における登壇者個人を受賞の対象としています。