大学院理工学府生および工学研究院教員らが第 10回マイクロ・ナノ工学シンポジウムで「マイクロ・ナノ工学部門 優秀講演論文表彰」を受賞
受賞情報

賞状
2019年 11月 19日~ 21日にアクトシティ浜松で開催された第 10回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、大学院理工学府 博士課程前期 1年 平田穂高さん(指導教員:丸尾昭二 教授)および大学院工学研究院 丸尾昭二 教授、古川太一 助教が「マイクロ・ナノ工学部門 優秀講演論文表彰」を受賞しました。
受賞対象となった講演題目は「遠赤外リング加熱による液滴操作を利用したマルチマテリアル 2光子造形法の開発」です。この手法では、遠赤外線ヒータを用いて複数種の光硬化性樹脂の微小液滴をガラス基板上で遠隔操作することで、マルチマテリアル 3D微細造形が可能です。従来法と比べて、使用材料の浪費や汚濁が極めて少ないことが高く評価されました。今後、この技術は、フォトニクス、エレクトロニクス、再生医療など幅広い分野への応用が期待できます。