大学院理工学府生が電気化学会第87回大会で「優秀学生発表賞」を受賞
受賞情報
賞状
大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 応用化学教育分野 博士課程後期1年(受賞当時 エネルギー化学教育分野博士課程前期2年)の重信圭佑さん(指導教員:上野和英 准教授)が、電気化学会第 87回大会において発表した、「溶媒和イオン液体及び高濃度電解液におけるLiイオン輸送特性支配因子」が、特に優れた発表であると認められ優秀学生発表賞を受賞しました。
本研究では、リチウム塩を有機溶媒の一種であるグライム及びスルホランに溶解させた電解液の輸送特性に関する検討を行いました。その結果、分子構造によりイオンの輸送形態が全く異なることを見出しました。
本大会は新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策のため、名古屋工業大学での開催を中止し、代わりにWeb討論会という形でオンラインプログラムのコメント入力機能により質疑応答を行いました。重信さんの優れた発表内容と活発に行われた討論が高く評価され、受賞につながったものです。