大学院理工学府生が第 27回燃料電池シンポジウムで「学生優秀賞」を受賞
受賞情報
賞状
第 27回燃料電池シンポジウムにおいて、⼤学院理⼯学府 化学・生命系理工学専攻 化学応⽤・バイオ教育分野 博士課程前期 2年 足立吉徳さん(指導教員:黒田義之 准教授、石原顕光 IAS 教授(先端科学高等研究院)と共同実施)が、学生優秀賞を受賞しました。本シンポジウムは感染症対策のため中止となりましたが、発表要旨の審査により優秀賞が選出されました。
受賞題目は「 PEFC 用非貴金属カソードのためのカーボンを用いた TiOx 系触媒の開発」です。固体高分子形燃料電池の空気極触媒である酸化チタン系触媒について、グラファイト化炭素を用いた安定な導電パスの形成法を提案しました。現行の白金系触媒に代わる低コストな触媒の開発に繋がると期待されます。