大学院理工学府生がマイクロ・ナノ工学シンポジウムで「若手優秀講演フェロー賞」を受賞
受賞情報
村上さん
賞状
大学院理工学府 博士課程前期 1年の村上航輝さん(指導教員:渕脇大海 准教授)が、日本機械学会主催の 2021年度第 12回マイクロ・ナノ工学シンポジウム(2021年 11月 9日~ 11月 11日、オンライン開催)にて若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。本賞は、優れた研究成果を見事に発表した若手の研究者に対して贈賞されます。審査は、審査員アンケートをもとに実施し、1講演における登壇者個人を受賞の対象としています。
発表題目は、「PVA リフトオフを用いた超柔軟材料上の液体金属配線加工技術の創出」です。
本研究では、水に可溶な PVA フィルム上に液体金属の配線を形成し、生物の体内やハイドロゲル等の超柔軟材料上に転写することで、任意の立体形状に沿った液体金属の配線による電気回路の実現に初めて成功しました。
渕脇研と本学の太田研との共同研究であり、太田裕貴 准教授からの多大な支援の下に達成された成果です。