大学院理工学府生がAIAAで「2nd place in CFD Student Paper Competition」を受賞
受賞情報

賞状
大学院理工学府 機械・材料・海洋系工学専攻 博士課程後期 2年の古澤善克さん(指導教員:北村圭一 准教授)が、 2022年 6月 27日~ 7月 1日に米国シカゴとオンラインでハイブリッド開催された、当該分野で世界最大規模の国際学会 2022 AIAA AVIATION Forum and Exposition(主催:アメリカ航空宇宙学会)において、Computational Fluid Dynamics (CFD) Student Paper Competitionで 2位に入賞しました。
受賞対象の発表題目は「Roles of Multi-Dimensional Velocity Components in All-Speed Numerical Flux SLAU」です。
古澤さんは、コンピュータで流体の流れを解く数値流体力学(CFD)で用いられる計算手法中に含まれる“多次元速度成分”と呼ばれる式が計算の安定性に与える影響を明らかにしました。今回の成果により、どんな問題にも適用可能な新しい流体計算手法の開発に繋がる可能性があります。この研究の重要性や妥当性、英語での発表内容が評価され、今回の入賞に至りました。
発表題目「Roles of Multi-Dimensional Velocity Components in All-Speed Numerical Flux SLAU」
全著者名:古澤善克、北村圭一