大学院理工学府生が創立 100周年記念第 74回生物工学会大会で「第 11回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)」を受賞
受賞情報
賞状
南茂彩華さんと賞状
2022年 10月 17日~ 20日にオンラインで開催された創立 100周年記念 第 74回生物工学会大会にて、大学院理工学府 博士課程後期 1年の南茂彩華さん(指導教員:福田淳二 教授)が第 11回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を受賞しました。
受賞対象となった研究題目は、「毛髪再生医療のための毛包原基の 3Dバイオプリンティング」です。毛髪再生医療は、新たに毛髪を生み出せる画期的な脱毛症治療法として期待が寄せられています。実用化を考慮すると、脱毛症治療に必要な数千個の移植組織を大量調製する技術を開発し、移植組織の毛髪再生効率を大幅に改善する必要があります。そこで、コラーゲンゲル収縮と 3Dバイオプリンティング技術を用いることで、上記課題を解決する組織作製法の開発に取り組み、その成果を報告しました。