大学院理工学府生が電気化学会第 90回大会で「優秀学生講演賞」を受賞
受賞情報
賞状
大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 博士課程前期 2年(受賞当時 1年)の石川遼さん(指導教員:上野和英 准教授)が、2023年 3月 27日~ 29日に東北工業大学並びにオンラインのハイブリッドで開催された電気化学会第 90回大会において、「鎖状エーテル系電解液の基礎物性とリチウム硫黄電池への適用」というタイトルで口頭発表を行い、優秀学生講演賞を受賞しました。
本研究では、溶媒として炭素鎖長の異なる鎖状エーテルを用いた電解液の特性を系統的に調査しました。その結果、溶媒の配位性や低い粘度に起因する優れたイオン輸送特性を示すことを見出し、リチウム硫黄電池に適用することで良好な放電性能と高いエネルギー密度を達成しました。石川さんの優れた発表内容とプレゼンテーション能力が高く評価され、受賞につながったものです。