大学院理工学府生が第38回研究会「放射線検出器とその応用」で「研究会奨励賞」を受賞
受賞情報
賞状
2024年 1月 22日〜 23日に茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構で開催された第38回研究会「放射線検出器とその応用」において、大学院理工学府博士課程前期 1年の伊藤由紘さん(指導教員:中村正吾 准教授)がポスター発表を行い、研究会奨励賞を受賞しました。
ポスターの題目は「瀬谷-波岡型分光器と冷却 CCDカメラを用いた真空紫外分光測光システムの研究」で、真空紫外分光器に超低ノイズで高感度な冷却 CCDカメラを組み合わせて開発を進めている分光測光系の概要について発表しました。特に、光学系の性能を高めるために施した種々の工夫と努力が高く評価されました。
開発中の分光測光系は今後、世界各地で進行中の宇宙暗黒物質探索実験や二重β崩壊探索実験で必要不可欠な基礎データを取得する上でおおいに役立つものと期待されています。