横浜国立大学と国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所との間の連携講座で実施した研究が「日本航海学会論文賞」を受賞
受賞情報

褒賞状
2024年 5月 30日に東京海洋大学越中島キャンパスにて開催された日本航海学会総会後の表彰式において、横浜国立大学と国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所との間の連携講座(マリタイムフロンティアサイエンス連携講座)で実施された研究に対して、日本航海学会論文賞が授与されました。
受賞論文は、題目が「Analysis of the Situation Awareness of Remote Ship Operators in an Emergency: A Simulation-based Study for Small Ships」で、連携講座のメンバー(河島園子非常勤講師、伊藤博子客員教授(以上、海上技術安全研究所)、川村恭己教授(横浜国立大学大学院工学研究院)、大塚宙樹さん (研究当時横浜国立大学理工学部)により実施された研究に関する内容となっています。
本研究では、近年注目されている自動運航船の遠隔操船に関連して、遠隔操船中の緊急時の状況認識プロセスをシミュレーションベースの実験により解析する方法を提案するとともに、遠隔操船の緊急時に重要となる情報を把握することができました。