大学院理工学府生がセルロース学会第 31回年次大会で「優秀ポスター賞」を受賞
受賞情報
賞状
2024年 7月 11日~ 12日に熊本県くまもと森都心プラザで開催されたセルロース学会第 31回年次大会において大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 博士課程前期 2年 丹沢 美結さん(指導教員: 川村 出 教授)がポスター賞を受賞しました。
丹沢さんの研究内容はアルキル化 CNFを乳化安定剤としたピッカリングエマルションの安定化メカニズム解明です。セルロースナノファイバーに対して疎水性アルキル鎖を表面修飾することで、植物油に対する長期的な乳化安定性が飛躍的に向上したことを共焦点レーザー顕微鏡などで確認し、その安定化における分子挙動を分子動力学シミュレーションで解明した内容についてポスター発表を行いました。丹沢さんのユニークな研究内容とプレゼンテーション能力が高く評価され、優秀ポスター賞の受賞に至りました。