工学研究院 一柳優子 教授が第 60回日本熱測定学会で「学会賞」を受賞
受賞情報
受賞者本人 (左)
2024年 9月 26日〜 28日に京都府立大学において開催された第 60回熱測定討論会において、工学研究院・物理工学ユニットの一柳優子 教授が学会賞を受賞しました。
受賞論文の題目は、「磁気ナノ微粒子の熱散逸特性の研究と医学への応用」です。
一柳優子 教授は、ナノスケールの磁性体である磁気微粒子の磁場下でのスピンの自由度に基づく磁気的挙動を詳細に調べ、これらの物質の構造、磁気相転移、磁気緩和現象についての学術的理解と、それを基礎とした医療応用への展開を推進しました。一連の成果は、オリジナリティが高く、国際的にも極めて高く評価されています。当該分野における研究の発展のみならず熱科学の普及に大きな貢献をしたものと高く評価されました。