大学院理工学府生が日本物理学会第 79回年次大会で「日本物理学会学生優秀発表賞」を受賞
受賞情報
賞状
2024年 9月 16日〜 19日に北海道大学札幌キャンパスで開催された日本物理学会第 79回年次大会(2024年)において、口頭発表を行なった 大学院理工学府 博士課程前期 2年の伊藤由紘さん(指導教員:中村正吾 准教授)が、日本物理学会学生優秀発表賞を受賞しました。
講演の題目は「フッ化カルシウムの真空紫外領域における発光スペクトル測定」で、無機シンチレータとして知られているフッ化カルシウム結晶の真空紫外領域での発光スペクトルを精度良く測定するための研究の現状と今後の見通しについて報告し、その発表と質疑応答が高く評価されました。
開発中の分光測光系は今後、本邦で進行中の二重β崩壊探索実験で必要不可欠な基礎データを取得する上でおおいに役立つものと期待されています。