大学院理工学府生が 2024年度精密工学会 秋季大会学術講演会で「ベストプレゼンテーション賞」を受賞
受賞情報
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受賞者の渡部さん
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賞状
2024年 9月 4日〜 6日に岡山大学で開催された 2024年度精密工学会 秋季大会学術講演会にて、渕脇研究室に所属する大学院理工学府博士課程前期 2年の渡部直人さん(指導教員:渕脇大海 准教授)が、「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。
発表題目は、「ピストンポンプによる液滴体積制御機能を付与した液架橋力グリッパの開発」です。主な成果は、液滴の付着力を利用した液架橋力グリッパから吐出される微小な水滴の機械学習と画像サーボ制御の組み合わせによる自動検出、液滴体積の自動制御調整です。パターンマッチングでは検出が難しい透明な水滴の欠損した輪郭情報を補完できる機械学習アルゴリズムの構築に成功しました。
今後は、機械学習によるピックアップ対象物の形状認識機能を付与すれば、微化石・微生物・微小部品等の異種異形物が混在していても、最適な水滴サイズにより自動分類・自動組立を実現できる可能性を示しました。