大学院理工学府生が異分野異業種研究交流会2025で「ベストポスター賞」を受賞
受賞情報
受賞者の山内さん
賞状
2025年 10月 25日に武蔵野大学で開催された「異分野異業種研究交流会2025」において、理工学府数物・電子情報系理工学専攻博士後期課程 2年の山内優太さん(指導教員:本田淳史 准教授)が、ベストポスター賞を受賞しました。
受賞題目は「特異点をもつ部分多様体の絶対全曲率」です。
部分多様体は曲線や曲面を一般化した対象で、その凹凸を表す指標として「絶対全曲率」が定義されます。本研究では、従来の正則な場合に加え、カスプ辺やツバメの尾といった特異点をもつ場合にも Chern–Lashof型定理が成立することを示しました。さらに絶対全曲率が 2で特異点がすべて第一種のとき閉凸体となることを明らかにし、この成果が高く評価されました。

