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4. 工学研究院 藤野智子 准教授が「第20回凝縮系科学賞」を受賞

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受賞情報

左が受賞者の藤野智子准教授

　工学研究院の藤野智子准教授が「第 20回凝縮系科学賞」を受賞しました。授賞式は 11月 27日（木）、東京大学物性研究所で開催された第 19回物性科学領域会議研究会（領域合同研究会）の中で行われました。受賞題目は、「新規オリゴマー電荷移動錯体の合成と物性開拓」です。

　本賞は、物理・化学・材料科学にわたる、広い意味での凝縮系科学の研究に従事する若い研究者に贈呈される賞で、原則として実験系・理論系から各1名に授与されます。藤野氏は、低分子と高分子という二つの伝導体を橋渡しする材料としてオリゴマー分子に着目し、有機合成により開発してきたオリゴマー電荷移動錯体の物性開拓が評価されました。