大学院理工学府生が 第 15回イオン液体討論会で「最優秀ポスター賞」を受賞
受賞情報
受賞者の松山さん(左)
大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 エネルギー化学教育分野 博士課程前期 2年の松山由奈さん(指導教員:上野和英 教授)が、2025年 11月 12日~14日に千葉大学西千葉キャンパスで開催された第 15回イオン液体討論会において、「 Ion Transport Properties of Lithium Ionic Liquid Composed of a Novel Asymmetric Li Imide Salt(和訳:新規非対称系Liイミド塩からなるリチウムイオン液体の創製とイオン輸送特性の調査)」というタイトルで発表を行い、最優秀ポスター賞を受賞しました。
本研究はエーテル鎖を導入した Liイミド塩が低融点化を達成し、比較的高いイオン伝導率を発現することを報告しています。また、リチウムイオン電池の新たな溶融塩電解質適用に向けた電気化学特性についての報告も行いました。
イオン液体研究に従事する研究者や学生が参加したポスター発表(46件)の中から最も優れた発表 1件に与えられる賞であり、松山さんの優れた研究内容とプレゼンテーション能力が高く評価され、受賞につながったものです。

