環境情報研究院小林剛准教授,工学研究院鈴木市郎特別研究教員,リスク共生社会創造センター田小維非常勤教員(当時), ㈱竹中工務店,㈱竹中土木,岡山大学が令和3年度 地盤工学会技術開発賞を受賞
受賞情報
NEDO 戦略的省エネルギー技術革新プログラム(2014-2019年度)での共同研究として、㈱竹中工務店および㈱竹中土木、岡山大学とで取り組んだ「地盤の均質な加温・注入制御を可能とするVOCs汚染土壌の原位置加温式高速バイオ浄化システムの開発」が、「令和3年度地盤工学会技術開発賞」を受賞しました。本技術は、地盤温度の制御を現場で可能とし、微生物の活性を高め、揮発性有機化合物の原位置処理を効率的に実施できる技術であり、CO2排出を低減できる点は、世界的に推進されるカーボンニュートラルの方針とも合致し、高く評価されたものです。本学では、加温による微生物分解と溶出促進のメカニズムの解明等について、リスク共生社会創造センターを拠点に環境情報研究院と工学研究院と連携して取り組みました。