大学院先進実践学環生が計測自動制御学会で「学術奨励賞 研究奨励賞」を受賞
受賞情報
賞状
本人(左側)
先進実践学環 修士課程1年の豊田創一朗さん(指導教員:島圭介准教授)が,公益社団法人計測自動制御学会において2022年度の学術奨励賞 研究奨励賞を受賞しました。この賞は,計測自動制御学会が主催する講演会・シンポジウム等の研究発表会において,優れた内容の研究報告を行った登壇者に対して贈呈されるものです.
受賞となった研究題目は,「浮遊ドローンの把持がヒトの身体動揺に及ぼす影響の解析」です。この研究ではドローンに取り付けた紐をヒトが把持することによって指先に任意の圧力を与え,指先への力覚を変化させることで立位姿勢の動揺を低減させる方法論を提案しています.指先に加わる力が大きいほど高い身体動揺の低減効果が得られ,単に物体を把持しただけでは姿勢動揺の低減がみられないなど,新たな知見を見出しました.これらの成果が優れたものであり, 少壮研究者の模範となるものとして高く評価され,受賞となりました.