新生児の経皮ビリルビン値及びバイタルサインの経時的マルチモニタリングをIoT技術で実現
新生児の経皮ビリルビン値及びバイタルサインの経時的マルチモニタリングをIoT技術で実現
横浜国立大学工学研究院の太田裕貴准教授、稲森剛大学院生、横浜市立大学医学部小児科学の伊藤秀一主任教授、魚住梓助教らの研究グループは、新生児医療に向けた経皮ビリルビン値・SpO2・脈拍同時計測ウェアラブルデバイスを実証しました。
シリコーンゴムを主材とした材料を新生児とデバイスのインターフェースに用いることで高密着性が実現され、微細加工を用いて光学設計を最適化することで経皮ビリルビン値・SpO2・脈拍の三つのバイタルを額から経時計測できるスマートデバイスを実証しました。さらに光療法中の経皮ビリルビン値の経時計測も可能であることも臨床試験で確認しました。その他のバイタルサインも同時に検出できるようなデバイスに発展させることで新生児医療の高度・高効率化及び在宅医療へのハードウェア技術としての展開が期待できます。
成果は、Science姉妹紙であるScience Advancesに発表されました。
詳しくは、詳細資料をご覧ください。
問い合わせ担当先
研究推進機構産学官連携推進部門 横尾 泰 Tel:045-339-4452
メールアドレス:sangaku.sangakuynu.ac.jp
(担当:総務企画部 学長室 広報・渉外係)