都市イノベーション研究院 鎌原勇太 准教授が日本選挙学会で「日本選挙学会賞」を受賞
受賞情報
賞状
2024年 5月 18・ 19日に高知工科大学・高知県立大学で開催された日本選挙学会において、大学院都市イノベーション研究院 鎌原勇太 准教授が「日本選挙学会賞(優秀論文)」を受賞しました。
論文「定数配分と基準人口― 2016年『衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律』の成立までの過程を事例として―」『選挙研究』第 39巻 1号(横浜市立大学・和田淳一郎教授との共著)が、 2023年度の優秀論文として認められたことによる受賞です。
2016年の改正法では、定数配分方式として「アダムズ方式」の導入が注目されましたが、併せて、定数配分及び区割りで使われる「基準人口」も「総人口」から「日本国民の人口」へと変更されたにもかかわらず、注目はされませんでした。本論文は、この事例に光を当て、本改正法の成立における規範的・実証的問題点を明らかにしています。