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挑戦する横国の学生たち

VENTURE SPIRIT

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より充実した四年間を。
横国での学生生活を全力でサポートします。

みなさんの学生生活をより良いものにしたい。そう意気込むのは、生協学生委員会「LuckyDip」の新たなリーダーに就任した佐々木さんです。新入生向けの交流会や生協を活用したイベントなどを手がける彼らの、今後の展望に迫ります。

佐々木 優菜

都市科学部都市社会共生学科

佐々木 優菜

先輩たちのように、
新入生を笑顔にしたい

——「LuckyDip」の活動内容を教えてください。

私たちは主にふたつの活動に取り組んでいます。まずは新入生向けイベントの企画運営、学校生活での必需品を紹介する冊子の制作などを中心とした新入生向け活動です。どうしたら新入生のみなさんが安心して大学生活のスタートを切れるのか、委員みんなで知恵を絞っています。もうひとつは生協店舗をもっと活用してもらうための活動です。学生生活をサポートする生協という存在をより身近に感じてもらえるよう、さまざまな催しを企画しています。

——佐々木さんは、どうして活動に参加したのでしょうか?

私自身が新入生だった頃、学科別交流会に参加したことがきっかけです。そこでイベント全体を切り盛りする先輩たちが、すごくカッコよかった。たとえば司会の先輩は、新入生がリラックスできるように巧みに場を盛り上げてくれます。学科別交流会なので、同じ学科の友人をつくることが主な目的なのですが、さり気なく他学科の人たちとも交流できる時間が設けられているなど、進行もとても練りこまれていました。何よりもいきいきと運営に取り組む先輩方の姿を見て、「今度は私が喜ばせる側に回りたい」と思ったことが、LuckyDipに参加した理由です。

仲間の力を120%
引き出せるリーダーに

——活動のなかで、佐々木さんはどのような役割を担ってきましたか?

1年次の夏から、早期合格者向け交流イベントを担当するチームのリーダーを務めました。準備をはじめたのは8月頃。合宿を通じて「友だちの輪を広げる」「早期合格者ならではの不安を解消する」というふたつの目標を掲げ、夏休み明けからはイベント本番の2月まで毎週2回のミーティングを通じて、メンバーと準備を重ねてきました。

——チームをまとめるリーダーとして意識したことはありますか?

「こんな企画がしたい」と自分の我を通すのではなく、一人ひとりが「こんなアイデアはどう?」と声を上げやすいよう、全員の意見に耳を傾けるよう心がけました。たとえば、今流行りの「謎解きゲーム」をモチーフにしたレクリエーションを取り入れるというアイデアは、私だけでは出せなかったと思います。仲間を信頼することも大切にしました。ひとりで抱え込まず、なるべく早い段階で「ここを手伝ってくれない?」と頼る。すると自然にメンバー誰もが主体的に動いてくれるようになりました。そのおかげで集客もスムーズに進み、当日は参加者が100人を超える大盛況。イベント後の満足度調査アンケートでも4点満点中3.7点と、みんなに喜んでもらえるイベントになったという手応えがありました。

実行力に優れた組織へと
進化していきたい

——今後の活動では、どのような点に力を入れていきたいですか?

新入生向けイベントは後輩にバトンタッチしたので、今後は生協を活用した催しの企画に注力したいですね。これまでも購買部やカフェ、食堂といった生協が運営する店舗ごとに、商品の人気投票企画などを実施してきたのですが、それでもまだまだ企画の数自体が少ない。もっと生協に親しんでもらえるようなイベントを、もっともっと立ち上げたい。現在は、新型コロナウイルスの影響でオフラインでのイベントが難しいため、SNSを通じた情報発信や、新入生を対象としたオンライン交流会などにも力を注いでいます。

——今後の目標を教えてください。

9月末から委員長を任されたので、組織のあり方も見直していきたいです。メンバーのちょっとしたアイデアを、すぐに実行できる仕組みづくりを考えています。生協の職員さんとも緊密に連携してきたい。これまで長年に渡って横国の学生を見守ってきた職員さんたちのノウハウを活用できることは、私たちの大きな強みです。誰もが横国での4年間を安心して楽しめるよう、オンライン・オフラインを問わず積極的に活動を続けていきます。

掲載:2020年10月

MY MEMORY

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1.早期合格者の集いの様子。入学までの過ごし方などをアドバイス。2.夏合宿では自分たちの課題についても分析する。3.2019年に開催したドリームビンゴ生協くじ。4.コロナ禍のなか、学生同士がSNSで交流できるようさまざまな企画を展開。

生協学生委員会「LuckyDip」。

「国大生(組合員)がやってほしいこと」と「自分たち(LD)がやりたいこと」、「生協が求めていること」の3つの現状を見たうえで、すべてを満たした活動は何なのかを企画、議論し運営していく横浜国立大学生活協同組合の学生委員会

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